ふた昔前は乱立していたカイロプラクティックの学校。
今じゃあ2歳児でも数えられるくらいしか存在しない。
その代わりになるのだろうか、私塾を開いている先生方が増えた肌感がある。
それぞれの形があるとは思うが、テクニックに特化した内容ではないかと想像できる。
おそらく金銭も発生しているのだろう。
仲間内の練習会とは違うはず。
もっとも、金が発生する練習会もたまにあるが…。
以前「来て」と呼ばれて顔を出したら、帰りに請求されたことがある。
『先に行ってくれよ…』と正直思った。
金が発生する以上、責任も発生する。
スゴいと思いますよ、マジで。
私にはそんな責任は持てないね。
そもそも教えられる技量がない。
それ以前に慕われていない。
愛されるのは武器だと思う。
そしてそれは私に圧倒的に足りていない武器だ。
愛されようとは思っている。
ただ、自分をひた隠しにしている奴が愛されようはずがない。
だからこれからは出していくことを考えている。
もういい加減死ぬ歳だ。
出し惜しみしている時間はない。
私の出来ることなんぞたかが知れている。
とは言いながらも、『誰も真似なんかできねぇよ』と信じて疑わない自分もいる。
なので出していく。
それが誰かにとってのヒントくらいになれば…
それくらいで良いと思っている。
「ヒントなんて、教えているのと一緒だ」
そう言われたことがある。
そうなのかもしれない。
ただ、ヒントは気がつくか否かで結果が全く違ってくる。
私にはそれくらいの無責任さが丁度いい。
近々ヒントの一部を紹介する機会を得た。
はてさて、どうなることやら…。