1/17/2023

Touch You, Tonight

これまで私は学生インターンのお世話になってきた。

そしてほとんどの学生を跳ね返してきた。

それくらいに私の背中は固い。


あまりにしんどいので、先日のセミナーにてアジャストしていただいた。

私は通常その申し訳なさから、滅多に施術してもらわないことにしている。


しかし今回はそんなキレイごとを言ってられないほどにしんどかった。

実に5年ぶりのことだ。


あまりの固さに笑われてしまったが、数分後にはステキなキャビテーション・サウンドを奏でさせていただいた。

数年ぶりに自由を取り戻した背中は、自由すぎてしばらくは変な感じがした。


ただ、久々に受けた良いアジャストメントはキャビテーション以上にうるさかった。

逆に、体験した私は考えに耽り静かになった。


アジャストメントのヒントとして「エネルギーの効率化」で説明することがある。

エネルギーMAXが100%。

パルペーション、コンタクト、サポートなどにエネルギーを使わないことで、残されたエネルギーをスラストに使うことができるという考え方だ。


ただ、これだけでは足りない。

そのことに今更ながら気づかされた。


ストリートファイターのような格闘系ゲームのモニター画面を想像してもらうとわかりやすい。

各プレイヤーの上部にはライフゲージが表示され、攻撃を受けるたびにゲージが減っていく。

相手の攻撃をガードすることライフを守りつつ攻撃を仕掛けるわけだ。


そう、パルペーション、コンタクト、サポートもある種の攻撃なのだ。

よって相手からガードはされてしまう。


ガードを貫通するスラストなどそうコンスタントに打てるものではない。

打てたとしても痛みを伴うことからすべきではない。


特に最初のパルペーションは最も重要なファクターと言えるだろう。

これの出来次第でガードの強さが決まってくるはず。


アジャストメントのキーとなるのは「てこ」と「脱力」。

コンタクトでの脱力はガードを固くさせないための必須要件となるはず。


「はず」の連発は私の実力のなさの証明。

でも、ヘタクソならこれだけでも十分結果が出せるという根拠のない自信がある。


悩んでいる人なら騙されたと思ってやってみるといい。

騙されない「はず」だから。


最後に一言だけ残しておく。

わかる人にはわかるはずだ。


スペランカーをやってるつもりでパルペーションしてくれよ。

1/10/2023

カイロプラクティック・サンバ

なんだかんだ言われても、年末の風物詩として君臨し続けるNHK紅白歌合戦。

近年は新曲より懐メロが増えた感がある。

その1つとして挙げられるのが、2年前に披露された松平健サンの「マツケンサンバ」。


「マツケンサンバ」はある意味一つの理想形だと思っている。


「マツケンサンバ」と呼んでいるが、正確には「マツケンサンバII」

Iはもちろん、確かIII、IVまであったはず。

でも圧倒的に知られているのはII。


IがあるからIIがある。

ストレートがあるからミキサーがある。

で、圧倒的に知られているのはミキサー。


さ、嫌われたぞ。

ふふ。


閑話休題。


「マツケンサンバ」もツッコミどころの多い曲だと言われている。

「あんなのはサンバじゃない」とか

「なんで金ピカの殿様なんだ??」とか。


ただ、そうした意見を全て超越し、人々を笑顔にしてしまう。

ある意味、力技とも言えよう。

知らず知らずのうちに口ずさんじゃうのは、もう理屈じゃない。


カイロプラクティックにも似たような瞬間がある。

質の良いアジャストメントを受けたとき、思わず笑みが漏れてしまう。

これもまた理屈じゃない。


ちなみに、カイロプラクティックは決して力業ではない。

念のため。


そしてカイロプラクティックもまた似たようなことを言われたりする。


「あんなのはカイロプラクティックじゃない」


カイロプラクターがカイロプラクターにモノ言うところが違うところか。

まあ、カイロプラクターにモノ言う一般人もいないわけではないが…。


ここで1つの考え方を提示してみる。


「価値」x「認知」=「ブーム」


「価値」に関しては今更問うまでもない。

問題視されるのは「認知」の部分だろう。


「認知」の値が大きくなったと感じられた時期もあった。

しかしそれがいつしか頭打ちとなり、体感的には1を割り込むほどにさえ感じる。


「マツケンサンバ」の「認知」は既に定数化されている。

よって「ブーム」こそ起こらないが、定番として存在している。


カイロプラクティックに関して「認知」を上げろと言うのは簡単な話。

結果が出ないのはこれまでのやり方が間違っている所為だろう。


思うに、カイロプラクターがカイロプラクターを「認知」しないのが一番の原因。

カイロプラクターがカイロプラクターを認めなくて、誰が認めるというのか。


まずはここから。

とはいえ、この難しさは先日身をもって知るに至った。


その話はまた後日。

それまでは、そうだな…、踊るか!!


カイロプラクティック・サンバ 何かが起こる~

カイロプラクティック・サンバ 不思議なの~

1/03/2023

私を探して

このブログを立ち上げて早1ヶ月強。

未だ誰かからの検索に引っかかった様子は確認できない。


前の『しなさい』ブログも何の告知もしていなかったが1ヶ月も経たないうちに見つけられた。

検索で引っかかることは確認済み。

ということは、誰も検索していないことになる。


エゴサーチをしてみると、私に関する過去のページがまあまあヒットする。

でも、このサイトは出てこない。

本名との関連がないからね、これは当然。


では「モト山本」で検索してみる。

まず漫画家サンらしき方がヒットする。

その後は日本各地のモーターショップの山本サンたちが続く。


思えば、かつてはお笑い芸人サンが真っ先にヒットしていたはず。

知らない間に引退されたのかもしれない。

お笑いは大変よね。


で、『しなさい』ブログはヒットするものの、こちらのブログはヒットしない。

まだまだだね。


も少しヒントを加えた「モト山本 カイロ」で検索してみる。

有難いことに真っ先に出てきたのはウチの研究所のホームページだった。

これはこれでひと安心。


以降、『しなさい』ブログや「週刊カイロプラクティック」のサイトが続く。

あとは全国各地の山本先生のカイロプラクティックや整体のオフィスが連ねている。


そう、同業・異業種の山本サンは多いのよ。

だから今回、ドメインに「.tokyo」を入れてみたんだけど、誰も気づいていないはず。

というより、そもそもヒットしないんだから気づきようがない。


やっぱり知名度は大事よね。

このテの話はそのうちアップする予定。


一方で『そんなに目立ちたくねぇな』という思いもある。

これは『しなさい』ブログの時もそうだった。

で、決まってこう言われる。


「ブログ書いてるのに見られたくないって、どういうことですか??」


一言でいえば、アンビバレントってこと。

よう説明できんし、できたとしても理解されそうな気がしない。


ただ、以前はそうは言いながらも強く主張したい面が少なからずあった。

今はそれも無くなった気がする。


歳を重ねるとはそういうことなのかな。

重たいんだよ、いろいろ。


ふと思い出した「時代おくれ」の一節。



目立たぬように はしゃがぬように

似合わぬことは無理をせず



この歌詞が染みる歳になったということか。

ならば、無理をせずにこのままで。


今年もよろしく。