ネットでもテレビでも、大谷選手の話題を聞かない日はない。
もはや日常。
そんな大谷選手の言葉から話を広げてみる。
「大谷選手にとってプロフェッショナル、または特定の領域でトップになるとはどういうことか」
との質問に対し、次のように持論を展開したそうな。
「ずっとやり続けられるような、何か好きなことがあったらすごく幸せだと思う。
何かあっても諦めずにやり続けることが結果的に一番に近づく近道
それが僕にとっては野球だったので、今はすごく感謝してやらせてもらってます」
これだけ聞くと、カイロプラクターもすごく幸せなはずだよね。
ずっとやり続けられる好きなことをやってるんだから。
だとしたら、現状での違いって何??
やっぱり感謝が足りないのかな…。
「モラルが足りない」って説もあるけどね。
大谷選手のスゴさは今更言うまでもない。
ただ、やることをやった上での結果なので、そこまでのスゴさは感じていない。
むしろ、やらないことをやらないことの方にスゴさを感じる。
WBC関連で日本滞在していた約3ヶ月、外食したのは4回だけだったらしい。
何よりも睡眠を、つまり回復を重要視したということだ。
私も外食はしない方だが、それでも何だかんだで月に3~4回はしていると思う。
それでもそれを「削れ」と言われたら、正直シンドイ。
そして睡眠時間は短い方かもしれない。
回復が足りていない自覚はバッチリある。
ありとあらゆる側面から見ても、大谷選手に近づける要素が見つからない。
そんな私にできることは諦めずにカイロプラクティックをやり続けること。
ただそれだけ。
あとはカイロプラクティック業界の発信力の弱さかな。
メディアに登場する先生方をちょくちょく見かけるが、何故か「カイロプラクター」を名乗っていない。
メディア側からの規制がかかっている可能性もあるが、釈然としない。
カイロプラクターって名乗っちゃいけない仕事なん??
放送禁止用語じゃあるまいし。
それだけ認知されてないってこと。
カイロプラクティックに携わる者としては哀しい以前に、もったいないとしか思えない。
「自分が楽しいことをする
そうすれば諦めないで済む」
何かの番組でさだまさしサンがそう言っていた。
30億強の借金を乗り越えた人の言葉には説得力がある。
カイロプラクティックも諦めないでやっていこう。
いろんな意味で、ね。