6/06/2023

リンクの冒険 4

ずいぶんと間が空いてしまった。


たぶん私だけが盛り上がっているこのお題。

実際、何のリアクションも返ってこない。


ならば、何もないうちに話を展開させてしまおう。


カイロプラクティックのリンク作成に関して好き勝手書いてきた。

ここで大きな問題に直面する。


先にも書いたが、どれだけの賛同を得られるものなのか

これが全てと言って過言ではないかもしれない。


草案時には「いいぞもっとやれ!!」と言っていたのに、いざ動き出すと平気で「パス!!」とか言ってくるヤツ。

よくある話。

そして、ムカつく話。


「そんないい加減なヤツは切ればいいじゃん」と人は言う。

『そしたらそれだけで半数以上が切られちゃうよ』とオレが言う。

そして私は嫌われる。


それでも作ってしまえばいいと思っている。

作ったとてメリットこそあれデメリットはほとんどないからだ。

少なくとも、今の私には思いつかない。


デメリットはなくとも何らかの苦情を来るのだろう。

「一緒にするな!!」とかいう類とかね。


一番わかりやすいヤツ。

そして一番どうでもいいヤツ。


リストアップを予定していた人からお断りが入るのならまだスジが通る。

予定外からのクレームは文字通り「論外」であり、ただただ面倒くさいだけ。


まあ、面倒も乗り越えていかないといけないのかな。

大切なことほど面倒ってこともあるし。


もう少しシミュレーションがいるかな。

考えられうるクレームのパターンを出し尽くすくらいはやっておかないと。


冒険に終わりは見えない。

つーか、始まってもいねーし。

5/30/2023

MEIGEN de カイロプラクティック 6

「成功」と「失敗」に関しての話が続いている。

そして、もう少し続く。


サッカー界のスター選手だったフェルナンド・トーレス。

日本での活躍は1年に過ぎなかったが、その間の学校訪問においてのインタビュー記事を読んだことがある。


「希望を持ってそれを実現する努力をしないといけない、と子供らに伝えている」

「日本では失敗するのが怖いという文化があるのを感じている」

「やってみないと分からない。失敗してもやってみるのが大事だ」

「先生にも、失敗を批判することをやめれば子供らはもっと努力をするでしょう、と言いました」


サッカー繋がりで言えば、ユベントスのジュニアチームの監督の発言。


「失敗する勇気を持ってプレーしてほしい」


要は「行動しろ」ということ。

行動しなければ何も始まらない。


もちろん失敗のリスクは減るが、成功の可能性は皆無となる。

それでいいのか??って話。


こういう話題になると決まって取り上げられるのが、中島みゆきサンの「ファイト」。

有名すぎるのでここでは省略。


パンク・ロックバンド「ザ・クラッシュ」のボーカル、ジョー・ストラマーの言葉。

「やるしかないのに、そんな簡単なことのわからない人間が多すぎる。

 トライすらできないヤツが、やってる人間に何を言えるっていうんだ??」


私の中ではこちらの方がしっくりくる。

しっくりきすぎて、私の行動指針の1つとなっているといっても過言ではない。


こうして歌詞や名言として残されているのは、どの社会でも当てはまるってことなのだろう。

私はカイロプラクティックの社会しか知らないが、類に違わず当てはまる。


待てよ?? 当てはまる以上かも??

何せカイロプラクターがカイロプラクターを否定する社会だからなぁ。


時代は変わっているはずなのに、この異様な感覚は何故か受け継がれているようだ。

学校がなくなり学生が乏しくなった今、せめてこのくだらない継承には歯止めがかかるといいな。


最後は、昨晩ご一緒させていただいた大先生の一言で。


「やりゃあええんだよ! やりゃあ!!」

5/23/2023

マイ・クラシック 2

続き。

これも1から読んだ方がいいと思う。

ちょっと間が空いたからね。


相手の骨格を見てモノマネのネタを指導していた神無月サン。

面白かったのが、神無月サンがモノマネ自体の指導をほとんどしていなかったこと。

喋り方や歌い方のクセを指摘するだけで声の出し方といった技術指導はほぼ無かった。


考えてみれば、神無月サンのモノマネもそういう感じだから、当然と言えば当然。

それだけに「神無月サンが指導できるのか??」という疑問が誰の頭にもあったはず。


が、結果は周知のとおり。

ゲストの「神無月サン、スゲー!!」の声が全てを代弁していた。


才能の有無は別として、骨格や身体の使い方を理解することはかなり重要。

そこには想像以上に大きなポテンシャルが秘められている。


だからボールの握り方を知っていても、それに合った力の入れ方や投げ方が伴っていなければ何の意味も持たない。

それどころか予期せぬケガを招く可能性がある。


カイロプラクティックでも同じようなことが言えるのではないか??

学校ではテクニックの基礎を教わるが、それだけで生き残っていけるのは極々わずか。


そもそも、施術者の体系は千差万別。

加えて受ける方々も様々で、同じ骨格の人など1人としていない。


ならば、あらゆる状態に対処できる自分に適したフォームの確立が求められる。

そういう意味では「○○式カイロプラクティック」なんて当たり前。


「立ち位置を決めてからコンタクトポイントを決めて、LODに合わせてスラスト」

あるいは

「コンタクトポイントを決めて、LODに合わせて立ち位置を決めてスラスト」


後者の方がより実践的。

だからといって、そう簡単なわけでもない。


そもそもLODはリスティングによって決まってくるはず。

つまり該当する骨ないし関節を動かすことが念頭にあると考えられる。


抽象的で申し訳ないが、最近はコンタクトとサポートを定めて『カチッ』と決まるポイントを探している。

こうした表現は頸椎ではよく用いられてきたが、腰椎などのサイドポスチャーでも実践している。


そうして決まったベクトルは俗に言われているLODとあまり変わらない。

でも微妙に違う。

この微妙な違いが精度として求められてくるのだろう。


『アジャストメントは常に最高の未完成』

これを超える表現が自分の中では見つからない。


満足しているヒマなんてないぞよ。